本当に健康になるには、薬だけに頼るのは止めた方がいいかもしれない

      2016/09/22

Pocket

87977a6a59b5abd5f26582cbfe9429da_s

皆さんこんばんは。今回はちょっと薬の話をしようかと思います。
先週のラノベ感想などを書いている時に、ふと思ったことをまとめただけですが。
今回の話も、あくまでも一個人の意見です。
特定の人物や組織などへの批判の意図は一切ございませんので、あしからず。

精神的な安定を得るのに、薬によるサポートは有効な手段

私は過去の記事でも書いたように、現在進行形で向精神薬を飲んでいます。
具体的に言うと、うつの薬と睡眠薬、精神安定剤ですね。

元々ちょっとしたことですぐ動揺したり、場合によってはパニックになったりする事が
多かった私ですが、薬のおかげか大分マシになってきました。
感情が爆発するようなかんしゃくも過去には多々起こしていたのですが、それも殆どないですし。
要因を色々考えると、複数あるとは思いますが、やはり薬の力もある程度はあるみたいです。

元々、中学生ぐらいからうつのような状態だったのですが、過去には薬は服用していませんでした。
そのことも合わせて、数年前からやっと治療をしている、というところでしょうか。
今のところうつ状態になることは殆どなく、毎日穏やかに過ごしています。

私にとっては、今の服薬は精神を安定させるための補助みたいな感じなんでしょうね。

服薬は唯薬を飲めばいい、という訳じゃない

発達障害の二次障害や、一部の児童の精神的な補助として薬が使われるのは、珍しくなくなってきました。
唯、私個人としては「そんなに薬飲ませてどうするの?」と思うこともあります。
薬が出来るのは、あくまで一部の問題を解決する事。
薬を飲めば発達障害が治るということでもないのです。

これはうつ病でも他の精神障害でも言えることで、服薬のみの治療では完治しない事も多いです。
うつ病ならそこに至る経緯である、職場環境や自身の思考パターン改善の為のカウンセリングや、
認知療法を合わせて行ったり、リハビリをします。
発達障害なら、毎日の生活の中で不便をなくすための工夫も、合わせて行います。
よりしっかりした人なら、自分で自分の問題点を見つめなおす人もいるでしょう。
これらの行動も合わせることで、改善に向かう訳です。

「○○と診断されたから、薬飲めば大丈夫」なんてこと、風邪でもありませんよね。
この辺は身体の病気だろうが、精神的な問題だろうがあんまり変わらないんです。

どんな薬も、考えなしに飲めばリスクは大きくなるもの

薬を飲む際に、やっぱり気にしないといけないのは副作用だと思います。
どんな薬にだって、副作用ってあるんです。
問題は、その副作用がどの程度出るか、どんなものか知っておくこと。

お医者様から薬をもらうと、簡単な解説が書いてある紙を最近はもらえます。
名前で調べればネットでまとめられた情報も見られます。
こういう情報を自分でしっかり把握した上で、薬の服用を選択するのが本当は一番いいと思います。
自分でこうする、と選んだことですから、後は間違った使い方をしても自己責任な部分もあります
(正しく使うようにはしたいですけど)。

逆に、子どもに薬を飲ませるのはちょっと考えたいところ。
特に向精神薬は、脳に作用する薬ですからね。
大人に比べて副作用や効果が強く出るかもしれません。
そうでなくとも、成長途中の脳への影響ってとても大きいです。
安直に薬を飲ませるよりは、まずは大人が子どもの世界に歩み寄ってあげるのが最優先な気がします。

難しい行為であるのは確かです。
でも、薬を飲ませる努力をするよりは、案外楽かもしれませんよ。

発達障害は本当に治らないのか?

発達障害は、よく「治らないものだ」と言われる事が多いです。

確かに、うつ病ならある程度、回復してくれば寛解とみなされます。
寛解の意味は下記のとおり。

病気の症状が、一時的あるいは継続的に軽減した状態。または見かけ上消滅した状態。癌(がん)や白血病など、再発の危険性のある難治の病気治療で使われる語。例えば、癌が縮小して症状が改善された状態を部分寛解、癌の症状がなくなり検査の数値も正常を示す状態を完全寛解という。

寛解/緩解(カンカイ)とは - コトバンク

発達障害の場合は、どの状態が症状(問題)が落ち着いた状態かを決めるのが難しいのは事実です。
ですので、当事者の中でも「一生治らない」と思う人も多い訳です。

私はどうかというと、「今は治りつつある」と言っていいのではないかと考えています。
治ったと言う理由を、分かりやすく箇条書きしてみました。

  • 以前より心身が安定してきた(感情が制御できず、パニックになる事が減った)
  • 感覚の問題へ対処できるようになった(対策ができる、ある程度気にならなくなるなど)
  • 自分の特徴が分かってきた(分からない事が苦痛だった為)
  • 理解者が増えた(自覚しない部分の不調を指摘してもらえるようになった)
  • 職業が安定してきた(特性を気にしないで働けるようになった)
  • 自己認識が変わってきた(自分に程よい自信が持てるようになった)

これらの理由から、私は治ってきていると言えるんじゃないかと思っています。

発達障害に対して寛解があるとすれば、その基準は「生きやすさ」ではないでしょうか。
生きやすくなれば、その分特性に振り回される事は減ってきます。
確かに支援は必要なままですし、他人に迷惑をかけてしまうのは変わりません。
ですが、自分が生きやすくなれば、少なからず負担は減る筈。
それは「状態が良くなった=治ってきた」と言えるのではないかな、と考えるのです。
そしてそれは、薬を飲めばなんとかなるというものではないのも、分かるのではないでしょうか。

薬以外の手段も用いて、もっと生きやすく暮らしましょうよ

向精神薬は、急性期の精神障害とか、自分で自分のコントロールが出来ない位余裕がない人には必要なものだと思います。
ですが、薬はあくまで、体に働きかけて落ち着かせるものと私は考えます。
本当に自分のためになることは、落ち着いてから自分で考えていくのが、寛解への道ではないでしょうか。
自分一人で分からない場合は、支援者や自助グループなど、外に助けを求めれば案外なんとかなるもの。
薬だけに頼るのではなく、生きやすい生活をしたかったら、自分でも色々考えていきたいものですね。
私も多分、考えることをやめることはないかと思われますので。

 - 発達障害について , , ,